火葬場で

火葬場では「納めの式」

納めの式イメージ

柩(ひつぎ)が火葬炉の前に安置されると位牌と遺影を安置し、「納めの式」が執り行なわれます。これが終わると、最後の別れをし、ご遺体は火葬に付されます。儀式は、宗教・宗派によって違いがあり、また火葬場の混みぐあいにより簡略化されることもありますので、必ずしも同じではありません。

火葬炉に火入れのあと

火葬 待機イメージ

火葬には、ふつう二時間ほどかかります。そこで、遺族と同行者は火葬場の休憩所で待つ場合と、一旦戻るケースがあります。休憩所で待機する場合は、遺族は茶菓で同行者をもてなします。
あらかじめ、同行者がわかっている場合は、別室で「精進落とし」をすることも出来ます。
ただし、火葬場によっては休憩所の無い所もありますので、事前に係員に確認しておきましよう。

収骨は足骨から頭骨へと

収骨イメージ

火葬が終わり、係員から連絡があったら、遺族と同行者は火葬炉の前に集まり、収骨を行ないます。宗派の総本山や郷里の菩提寺にも遺骨を納めたいときには、別の骨壺を用意しておき、遺骨を分骨しなければなりません。収骨は、喪主から順番に行ないます。箸で、足の骨からだんだんと立ち姿になるように上へ向かって拾い上げ、順に骨壺に納めていき、最後に、最も故人と血縁の深い人がのど仏の骨を拾い納めることになっています。各斎場にて収骨方法が異なることもありますので、斎場職員の説明をよく聞いておきましょう。

収骨時に残った遺骨は?

慰霊イメージ

収骨時に残されたご遺骨の埋葬は各斎場で異なりますが、指定の埋葬場所があり、そこへ斎場職員が納骨します。一体一体は別々にできませんが、まとめた形で埋葬します。  神戸市の場合、鵯越(ひよどりごえ)斎場において、毎年秋口には僧侶を招き、慰霊の供養が行なわれています。 詳しいことは斎場職員におたずね下さい。

埋葬許可証の確認を忘れずに

骨壺イメージ

ご遺骨はすべて骨壺に納めたいのが人情ですが、主要なお骨だけを拾い納め、残りは斎場職員にまかせて埋葬してもらうことが多いようです。特に西日本ではこのケースが多いようです。ご遺骨を納めた骨壺は箱に納められ白布に包まれて喪主に渡されます。この時斎場職員が埋葬許可証を渡してくれるはずですので、確認しておきましよう。

埋葬許可証は大切に保菅する

埋葬許可証

収骨が終了しますと、火葬管理者は火葬許可証を返してくれます。これはそのまま埋葬許可証として効力を持つことになりますから、けっして無くしたりせず、ご遺骨と一緒に大切に保管しておかなければなりません。 ご遺骨を埋葬する際、墓園の経営母体によって異なりますが、この埋葬許可証を墓地管理人に提出しなければ埋葬することができない場合がありますので、くれぐれも大切に保管しておきましよう。

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神戸祭典から、
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