盆と彼岸

新盆の供養はていねいに

新盆イメージ

故人の死後、はじめて迎える盆を「新盆」「初盆」といいます。仏教ではこの日、死者の精霊(しょうりょう)がはじめて自宅に帰って来ると信じられています。そのため、できるだけたくさんの方と供養をしましょう。

供養の仕方は地域宗派により違う

お盆イメージ

新盆の供養の仕方は、地域や宗派によって違います。わからないときは菩提寺や近所の人に聞いて教えてもらったほうがいいでしょう。
ふつうは、仏前に精霊棚を設け、花や新しい野菜、果物を供え、新盆提灯をともします。また、近親者、友人、知人を招き、僧侶の読経のあとで、故人をしのぶ宴を開いたりします。
盆の間は、故人が好きだったものを供え、仏様にひもじい思いをさせないようにします。
盆の最後の日には、地方によってはオガラを燃やして霊を送り出します。これを送り火といいます。また、精霊船で供物をのせ、川に流すこともあります。これを精霊流しといいます。

毎年精霊棚を飾って供養

精霊棚イメージ

新盆以降は、人を招いて法要を営むことはありませんが、毎年精霊棚を飾って供養をします。仏壇の前に台を置き、白布を敷いて作った精霊棚には故人の好きな物、又地域によってキュウリで作った馬、ナスで作った牛などさまざまな供物を並べます。

春と秋の彼岸には墓参りを

彼岸墓参りイメージ

春分の日を中心に前後三日ずつを合わせた七日間を春の彼岸といい、秋分の日を中心とする七日間を秋の彼岸といいます。
彼岸とは、「あの世」のことで、春秋の彼岸の日は、あの世に最も心の通じやすいときといわれています。そこでこの期間、仏壇に花、おはぎ等を供えて、先祖の霊に供養するのが仏教のしきたりになっています。彼岸には墓を掃除してお参りします。

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